中正本店は歴史ある古い日本式の建築（築９０年ぐらい）で、店主の林さんはこの建築を改造した後、ここで台湾の料理と本場のグルメを楽しみながら、この建築の魅力を感じられます。

店主の林さんは木材や大自然がとても好きで、木材の中で特に檜が大好きです。店主の林さん自身も外国を旅行して、色々な建築、特に木造建築を鑑賞しました。家族と一緒に日本に旅行するとき、日本が国の文化と木造建築を大事にすることに感服しました。日本人が台湾の阿里山の檜にそんなに夢中になっているのを目にすると、檜の故郷-嘉義を思い出します。現在は地震や火事、及び長い間を経ったため、残された木造建築はだんだん少なくなりました。日本統治初期、当時の阿里山はたくさん古木があって、史料によると約１５万本が日本人に伐採されて、日本に輸出されました。だから日本の神社の木材はほぼ台湾の檜が使われています。毎回帰国した後、木材が好きな気持ちはもっと深くなって、それで、自分の好きな家を作ることを決めました。

自分の創意を加え、自らデザインしリフォームに関わりました

今の店は２００５年にリフォームしました。当時中正路の商店街は数か月にわたる道路工事をしたので、店舗はほぼ休業しました。店主の林さんは工事中に自分の店をリフォームすることに決め、長い時間をかけて計画しました。店主の林さんは土木工学の専門ではないので、リフォームの時間は普通より長くなりました。建築の修築と内部をリフォームしたために、たまに休業していました。今まで、店主の林さんもアイデアがたくさんあって、自分の心の中の建築になるようにリフォームしました。

自分のデザイナーになります

自分好きなものもお客様にシェアします

このリフォームの経過を思い返すと、店主の林さんは子供を産むよりつらかったと言いました。リフォームの時はよく意見が分かれました。家を建てるというより、むしろケンカによって建てられました。この間で家族とのコミュニケーションは本当に大切なことだったと想像できます。でも、やっとリフォームの工事は終了し、すべての努力に価値があると感じることができます。店主の林さんは自分の趣味を仕事にすることができ、自分が好きなものも他の人にシェアすることができて、それが一番幸せなことだとよく言われました。店に来たら、店主の林さんの建築に対する思いを更に感じることができます。お客様と一緒にこの建築の美しさを楽しめます。